ドラクエ10 聖守護者解説第一弾 紅殻魔スコルパイド ①準備編
どうも、こんにちは。
最近、ゲームを今まで以上に本気でやるために、ゲームごとにノートを付け始めました。根っからゲーマーのジンです。
今回は、ドラクエ10におけるエンドコンテンツ「聖守護者」の各ボスについて解説をしていきたいと思います。
前に書いた日誌とは違い、実際の立ち回りや必要な装備、構成などより実践に役立つものを解説したいと思います。
しかしただ書くのでは普通に攻略サイトを呼んだのと変わらないと思うので、「なぜ」その立ち回りなのかや「なぜ」その装備を選んでいるのかなども、自分なりの理由も細かく入れたいと思います。
言語化すれば今まで何となくで行っていた行動に理屈を紐づけられるので、その行動への理解度が上がり、安定性も上がります。
何となくで行動するのと、何かの考えに基づいて行動するのでは、結果が同じでも内容は全然違いますからね。
そんなことはさておき、実際の中身に入っていきたいと思います。
紹介するボス
守護者の立ち回り、第一弾はこいつです。まあタイトルに書いてありますけど。
「紅殻魔スコルパイド」、通称サソリです。
なぜ最初に実装されたボスではなく、二番目に実装されたサソリから紹介するかと言うと、(自分視点で)サソリが守護者最弱で、エンドの基礎がつまっているボスだからです。
つまり、エンドに勝つ楽しさをしりつつ、エンドの基礎固めを行うには最適なボスという事なんですね。初心者の頃は、1を色々回るのもいいですが、サソリの3を倒せるまで粘ってみるのもありかもしれません。
一応フォローしておくと、最弱といえど守護者のボスなので油断してると結構あっさり死にます。ご注意を。
そんなサソリの最大の特徴がこちら。
「ザオトーン」です。ドラクエには魔法を封じるマホトーンという呪文がありますよね。それのザオ版、つまりは「蘇生封じ」なわけです。
これが発動している間はいかなる蘇生手段も発動しません。葉っぱであろうと、ザオリクであろうと、蘇生である時点で意味をなさなくなります。唯一、天使の守りだけはザオトーンが切れる瞬間に死んだのなら、発動しますが、それ以外の時は死んでも発動せずそのまま「ヤラレチャッタ」状態になります。
なので、サソリでは死なないことが最優先となります。
詳しい立ち回りは後程紹介します。
それでは、まず構成についてから説明していきます。
構成
基本構成は、まもの使い2名・どうぐ使い1名・賢者1名。
1の高速編成の場合、まもの使い2名・魔法戦士1名・賢者1名。
基本的に、まもの2名と賢者1名は確定で、どうぐ使いや魔戦の枠のみが可変となり、レンジャーや武闘家が入ることもあります。
各職業の理由ですが、まずまもの使いは単純に無属性の高火力だからという事とHPリンクを駆使することで、疑似的にHP量を大きくし死ににくくすることができるからです。
上にも書いたように、サソリには蘇生不可にするザオトーンがあるので、死ににくくするHPリンクは必須になるわけです。その分、オーバーキル目の超高火力攻撃に被弾してしまうと、二人まとめて一気に死ぬので、リスクもあります。なので、サソリと戦う際は他のボス以上に範囲攻撃にご注意ください。
中衛枠は単純にバイキルトなどの補助技やダメージを上げる技を持つ職業だからですね。それ以上もそれ以下もありませんw
そして僧侶ではなく賢者が回復職に採用されている理由は、サソリの攻撃のほとんどが連続被弾技だからです。
純正ヒーラーの僧侶の方が回復魔力や呪文発動速度は上ですが、僧侶は唯一の弱点として、連続技への対処です。
僧侶の持つ「聖女の守り」は一撃で即死級のダメージがドカンと来る技に対しての必ず耐えられる対抗策、としては優秀なのですが、HPが半分以下の際には発動しないという欠点があります。
つまり、1000ダメージが1回で来る技は耐えられても、100ダメージが10回来る技だと耐えられないんです。
逆に賢者は回復魔力などでは純正ヒーラーの僧侶には劣りますが、僧侶の差別化としてこの技
きせきの雨があります。
きせきの雨は「受けたダメージの半分を回復」し、その回復は各ダメージが発生したタイミングで行われます。
つまり上の例で行くと、前者の場合は1000ダメージを受けて500回復、後者は100ダメージを受けて50回復を10回繰り返す、ということになり実質のダメージは500となり、前者は無理ですが後者に関しては体力が501あれば耐えられるようになるんですね。
単発技に強い僧侶、連続技に強い賢者、とお覚えください。
ちなみに、1000受けて500回復するんだから、差し引いて500だけ受けるのでもいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれません。が、そういうわけにもいかないんです。
その昔、ミラクルブーストがそういう仕様だったのですが、もろば斬りと組み合わせる事で、「高火力だが自分も反動を受ける技」が「高火力な上に体力も回復する技」に変貌してしまい、バランスブレイカーとなったため、差し引く計算ではなく現在のダメージを受けてから回復をする計算に修正されたのです。
ポケモンで言えば、フレアドライブやブレイブバードが今の仕様のまま追加効果が「与えたダメージ分回復」になるようなものですからね。ぶっ壊れにもほどがあります。
最後の方はまた脱線しましたが、以上構成についてでした。
武器
続いては装備についてです。
まず、耐性は厳密に言えば色々あるのですが、大半は範囲技で避けられる技なので、実質的に必要な耐性は毒と即死の二つだけになります。
理想の構成としては、頭にHP、体上に即死、体下に毒、腕は攻撃職は会心、回復と中衛は呪文速度、足に移動速度、になりますが、体下の毒は結構ゼルメアに潜らないといけないので、頭で100だったり、体下の60とネウレスマスクなど、毒と即死が100になるのならどういう感じでもOKです。
武器は基本的にまもの使いはムチが理想です。
理由は単純明快。火力が高いからです。
ただ、ムチは如何せん一回一回の動作が長いので、どうにも苦手な方はツメでも大丈夫です。現実問題、ムチが強化される前はツメでやってましたし、それでも十分3討伐可能でしたからね。
中衛は、魔戦は弓、武闘家は槍、どうぐ使いはブーメランと弓、レンジャーはブーメランとツメ、といった感じです。
各職業の中で最も火力が出る武器とダメージ増加ができる武器の組み合わせですね。
どうぐ使いとレンジャーはレボルスライサーを撃つときだけブーメランを持ち、それ以外はもう片方の武器、といった感じが理想になります。
そして賢者はブーメランを持つのが理想となります。
賢者に両手杖でも扇でもなく、ブーメランをおすすめする理由は三つあります。
一つはレボルスライサーが使えるから、です。
理由は単純です、総合的な火力が上がるからですね。ただ、元々力の低い賢者ですし、ブーメラン自体も火力がある武器とは言えません。なんならきようさもそこまで高くないので、ちゃんと機能するかは結構微妙です。まあ何もしないよりかは期待値上ですので、頭の片隅程度にとどめておいてください。
正直、これに関しては理由というかはおまけの一つって感じですね。まあ特技自体は強いので、一応理由の一つに入れました。
二つ目の理由は、生存力が上がるからです。
ブーメランは片手武器なので、盾を持つことができます。盾が持てると、守備力が上がりますしガードも可能になるため、両手杖と比べて生存力がとても高いです。
死なないことが大切なサソリにおいて、生存力の向上はとても重要な要素です。
また、よくよく調べてみると両手杖のパッシブスキルには攻撃魔力を上げるものはあっても回復魔力を上げるものって全然ないんですよね。その上、最新の杖であっても回復魔力にかかる補正は75。ブーメランと殆ど同じ補正なんですよ。これなら、わざわざ両手杖を持つ理由って殆どないんですよ。精々が早読みの杖を任意発動できるくらいなんですが、それも今や殆ど意味をなしてないですからね。
なんならこれが三つ目の理由でもあります。
早読みの杖をする必要がない。ただ生存力を上げるだけなら、回復魔力は上がらないものの盾が持てる扇でも可能ですが、ブーメランには扇にはない効果を持ったものがあります。
それがドラゴンウィングにある、行動時早読みの杖です。
回復職は基本的に忙しいです。バフの更新すらままならず、どうにかターンをひねり出しています。そんなバフ更新が回復しているだけで勝手にやってもらえるんです。
使わない理由の方がないですよね。
と、いうわけで賢者が扇でも両手杖でもなくブーメランを使う理由でした。
まあブーメランというか、実質ドラゴンウィングを使う理由でしたね。
防具
続いては各職装備のシリーズです。
まず、まもの使いはガナドール一択です。まもの使いはウォークライにビーストファング、極竜打ちなど、優秀な技がたくさん揃っているので、CTを短縮させられるガナドールと相性抜群です。
同じ理由で中衛枠の一つである、武闘家もガナドールがおすすめです。
続いて中衛。魔戦やどうぐ使いはワンダラーズシリーズがおすすめです。この二職は攻撃よりも補助呪文がメインとなるので、それを効率よくすることができる開幕時早読みや行動時早読みがあるワンダラーズはとても強いです。また、必殺チャージアップの効果もあるため、どうぐ使いの強必殺技ガジェットの発動率を高められるのもおすすめする理由です。
レンジャーはグレイスフルコートがおすすめになります。上二つのようにセット効果が嚙み合っててすごく強い、みたいな感じではありませんが、単純に強いです。行動速度が速くなるのは優秀。
一応、装備の効果の「状態異常アップ」自体はデバフ手段が豊富にあるレンジャーとかみ合っているのですが、サソリで使うであろう技の中でデバフを持つのは、サマーソルト、ケルベロスワウンド、レボルスライサー、の三つのみです。
そしてこれらの三つのうち、サマーソルトはこちらのステータスや効果に依存せずほぼ100%発動、残りの二つは完全きようさ依存で状態異常アップの効果が乗りません。一番重要なものに。残念。
そして賢者。賢者に関しては、どのシリーズでも大丈夫です。攻撃をするわけでもないので属性アップの効果は必要ありませんし、ブレスや呪文、属性攻撃もサソリは殆どないため、そういった耐性も必要ないため、どの装備を選んでも大した違いはありません。
敢えて言うのであれば、その時々の最新シリーズで回復魔力を可能な限り上げておくのが良いかもしれませんが、そこまでこだわらなくても大丈夫です。
一応各職業ごとにおすすめの装備シリーズを書きましたが、もし他のシリーズ一式で耐性が揃えられるのであれば、それで十分です。無理してここに書いたシリーズを集める必要は別段ありません。
アクセサリー
最後にアクセです。
まもの使いは死神のピアスの特技ダメージやロザリオの攻撃力、セトのアンクや武刃将軍の指輪など、攻撃力が上がるものや攻撃する際に有利になるものを付けましょう。ベルトは理想は虫特攻、無ければ攻撃力、それもなければ剛勇のHPを付けましょう。
中衛もサポートをしないタイミングは攻撃をするので可能な限り攻撃力を上げておくと良いため、まもの使いと同じアクセで大丈夫です。
ただし、魔戦やどうぐ使いは呪文を使うタイミングが多い為、将軍指輪を武刃ではなく魔導でもいいかと思います。
そして賢者。賢者は上二つとは一転し、HPや回復魔力を上げる事と、魔導将軍などの行動しながらバフ更新などに全力を注ぎましょう。
顔はピアスの呪文回復量アップでもいいのですが、魔犬で必殺チャージ時聖なる祈りでも良いかと思います。早読みの杖と同様、行動しながらのバフ更新はターンがかつかつ気味の回復職にとっては生命線となります。
アクセは装備以上に時間がかかる可能性があるので、絶対にこのアクセじゃなきゃ駄目、という事はありませんが、あると便利な事が多いので、可能な限り揃っていると良いですね。
特に両将軍指輪とロザリオ、勲章は持っておくととても便利です。