モンハンサンブレイク おすすめ装備!
※注意
この記事はサンブレイクの中盤~クリア後向けの装備紹介です。そのため、ラスボスやクリア後モンスターの装備が出てきます。ネタバレになってしまう可能性があるので、まだあまり進んでいない場合はこの記事を閉じることをおすすめします。
また汎用性重視で選んだので、武器ごとの必須スキルのある装備は紹介していません。
1.頭
頭装備で個人的に最もおすすめするのがこちら。
セイラーフードです。
4,2,1という優秀なスロットも魅力ですが、何よりもおすすめしたいのが装備スキルの「供応」です。
このスキルの効果は、一定時間(大体1分)ごとにヒトダマドリを自動的に回収する、というものです。
サンブレイクの体験版をプレイしたことがあれば分かると思います。
戦闘中や移動中、近くにヒトダマドリがいないのに勝手に能力値が上がるという現象。あれのからくりこそ、このスキルになります。
モンスターの攻撃力が高いマスターランクでは、戦う前にヒトダマドリを集めるのは、珍しくありません。そうしなければ、すぐに乙ってしまいますからね。
ですがクエスト毎に集め直すの、非常に面倒じゃありませんか?
でもこのスキルさえあれば、その手間を軽減してくれる上にステータスはアップできる、という非常に有用なスキルです。
なんなら一切集めなくても、エリア移動時に気づいてみてみれば、体力マックス、なんてこともあり得るほどです。
そんなスキル+優秀なスロット、という一押しの装備になっています。
ですが、そんな優秀なスキル「供応」にも弱点が存在します。
他にも優秀な装備のある頭を、これのためだけに埋めてしまう、というのもある意味弱点ではありますが、そういう弱点ではありません。
スキル供応の弱点。
それは、全てのヒトダマドリを集めきってしまったら発動がしない、ということです。
当然と言えば当然ですよね。
ヒトダマドリを集めるのが効果なのですから、全てを回収しきり集める必要がなくなれば使えないスキルになってしまいます。
でもこのスキルを付けているのにそんな状況になる事があるのか、とも思われるでしょうが、そんな状況になる可能性が明確に一つだけあります。
それが、虹ヒトダマドリです。
聞き覚えがあまりないかもしれませんが、闘技場や獄泉郷、竜宮砦跡など、キャンプと戦場の二つしかない、専用フィールドの際に支給品ボックスのところにいるアレです。
通称、ゲーミングヒトダマドリと呼ばれるアレです。
あのヒトダマドリは一つ取るだけで、すべてのヒトダマドリを上限取得したときと同じ効果になります。
つまり、上記の専用フィールドでの狩りでは供応が意味をなさなくなり、ただ単に必要ないスキルを付けていることになってしまうのです。
なので、そういったフィールドでの戦闘時や、そもそもヒトダマドリはいらないという時におすすめしたい装備を紹介します。
まずは一気に二つ紹介します。
ルナガロンとメル・ゼナの装備になります。
2つともスロットは2スロットが二つと、拡張性も非常に優秀。
またスキルもルナガロンは、見切り2と翔虫使い1、メル・ゼナは弱点特攻1と翔虫使い2と、これまたとても汎用性が高く使い勝手の良いスキルたちばかりです。
欠点としては、ルナガロンの頭装備には最もレアな素材である宝玉が必要になってしまうので、作るのに若干時間がかかる点。
メル・ゼナは汎用素材だけで作れるので、そこまでの手間はかかりませんが。
ですが頭装備に限らず、ルナガロンとメル・ゼナは他の部位でも装備がとても優秀です。
何なら、この2体だけで装備を組んでも全然戦えます。それくらい、この2体の装備はとても優秀です。
なので何度も狩ることになる可能性が高いので、宝玉が必要になる、というのももしかしたらそこまでデメリットではないのかもしれません。
そしてもう一つの注意点が、両者ともに翔虫使いあることですね。
自分は片手剣がメイン武器なので、翔虫ゲージの管理が非常に大事なのですが、武器種によってはそんなにひっ迫しないこともあります。そうなると、若干死にスキルと化してしまうんですね。
そんなときにおすすめしたいのがこちら。
テオ・テスカトルの頭装備になります。
会心に特化した装備になっており、スロットも1スロットが3つと、それなりに優秀。これ以上火力を盛ることは難しいですが、大量の1スロットという点から、属性武器とはとても相性が良いです。
特に今作、サンブレイクは属性がかなり上方修正されているので、属性武器を担ぐ際はこの装備、とてもおすすめです。見切りと超会心という、死にスキルになりにくいものしかない、という点もおすすめのポイントになります。
2.胴体
続いて胴体の装備になります。
まずおすすめするのがこちら。
またまたきましたメル・ゼナの装備。胴体でも非常に優秀です。
スキルスロットは2と1が一つずつと、それなりに優秀なスロットですが、こちらをおすすめした最大の理由は専用のスキル「血氣」です。
部位破壊をした部位に攻撃を当てると、ダメージの割合分回復するという、アイスボーンの頃にあった回復カスタムを彷彿とさせる、攻防一体の非常に優秀なスキルです。
レベルが上がるにつれ、割合が増加するため、一つだけでも積んでいれば回復するようになります。
部位破壊をしなければならない、という条件こそありますが、これがあるだけで快適性が全く変わります。
一度使ったらもうなしには戻れない、くらい快適過ぎて呪いと化す装備になります。
そしてもう一つおすすめしたいのがこちら。
ラスボスの装備になります。
スロットは3と2が一つずつと、拡張性があり、スキルはメル・ゼナと違い特有のものこそありませんが、弱点特攻と連撃の汎用性の高い火力スキルと、優秀です。
メル・ゼナのような快適性こそありませんが、火力ましましにする場合は、こちらの方に軍配が上がるでしょう。
お好みで選んでください。
3.腕
腕装備でおすすめとなるのはこちら。
ルナガロンの装備になります。
挑戦者3と翔虫使い1という汎用性の高いスキル、そして2と1のスロットが一つずつという、まずまずの拡張性。
そしてこの挑戦者が結構優秀。
素の会心率が10未満の武器だと、見切りと弱点特攻をフルに入れたとしても40%と50%で、100%にするには10%足りません。
ですが、この挑戦者を4入れれば、怒っているとき限定ではありますが、会心率を100%にできます。
攻撃力も上がるので、そこも良いですね。
そういった理由が無くても、純粋な火力スキルに拡張性のあるスロットと優秀な装備になっています。
そしてもう一つおすすめしたいのがこちら。
バルファルクの装備です。
龍気活性は置いといて、弱点特攻2に4スロットが一つと、とても優秀な装備になります。
ただネックとして、バルファルクの登場がMR後半であるということもあり、終盤でしか作れないのと、4スロットというのが、場合によっては拡張性として微妙になりえる点ですね。
前者は純粋に、作れる時期が遅いだけですが、後者の場合による、というのは武器種による、ということです。
4スロットはどんな装飾品でも付けられる優秀なスロットで、しかも4の装飾品は一つで2スロット二つ分だったり、1スロット3~5個分と、実質2スロット二つやそれ以上と、とても優秀です。
しかしネックとなるのが、今のサンブレイクでは4スロットの装飾品にあまり種類がないことです。
アイスボーンのように、見切りや攻撃2の4スロット装飾品があればよかったのですが、汎用性の高いものがあまりありません。
翔虫使いや集中、強化持続など、武器によっては必須になるスキルもありますが、必要ない武器種にとっては、4スロットの装飾品がないから、2や3の装飾品を入れるという、宝の持ち腐れになってしまうんですね。
それを差し引いても優秀な装備であることには変わりありません。
作っておいて決して損はしない装備だと思います。
4.腰
腰装備でまずおすすめしたいのがこちら。
メル・ゼナの装備になります。
拡張性こそ1スロットが二つと、低いですが、何よりも血氣の存在。
これと胴体で血氣を3にした日には、勝手に体力がもりもり回復していきます。
非常に快適です。
他のスキルも破壊王と攻撃で、汎用が高いのもポイントです。
しかし最初に説明したように、拡張性が低いのも事実。火力盛りにしたい場合は、残念ながらお役御免です。
では火力盛りにしたい場合はどの装備がいいのか。それがこちらの二つになります。
まずはこちら。
レウス装備になります。
風圧耐性は置いといて、攻撃2と超会心。そして、スロット2が一つと最低限の拡張性。
火力盛りにするなら。ぜひおすすめしたい一品です。
そしてもう一つおすすめしたいのがこちら。
アンジャナフの装備になります。
スキルは攻撃2だけになりますが、4スロットが一つと1スロットが二つというかなりの拡張性。
そう、4スロットなんですね。
バルファルクの腕装備のときに説明しましたが、4スロットは(発売当時のサンブレイクだと)一長一短なんですね。
なので、4スロットにどうしても付けたいのがある、という際はこのアンジャナフ装備がおすすめになりますが、そうではないときはレウス装備の方がおすすめになります。
欲しいスロット次第で、使い分けてください。
5.足
そして足装備。足装備は武器ごとの必須スキルがある装備を除けば、実質これの一強です。
親の顔より見たインゴット装備です。
攻撃と見切りが2ずつと高い汎用性、スロットも1が複数の拡張性、初期から作れ、作成難易度も低い、と色々と最強の装備です。
ただまあ、これ一つだけというのも味気ないので、最強に牙を剥く装備を紹介します。
それがこちら。
シャガルマガラの装備になります。
が、これ非常に厄介で、男女で装備の名前が違うんです。
自分は男キャラなので名前がアークですが、女性だとこれがフィリアになります。
探す際は、そこに気を付けてください。女性でアークを探しても、一生見つからないので。
それはさておき、性能の話をしていきます。
スロットは3と2が一つずつとかなりの拡張性、そして業物と弾丸節約と、剣士・ガンナーのどちらでも使える汎用性の高いスキル。
ですが一番目を引くのは、狂竜症というスキル。
これは戦闘時に狂竜症になる代わりに、攻撃を続ければ克服し会心率が上がる、というゴアやシャガルとの戦闘時になる狂竜症がスキルになったものです。
違いとして、スキルの狂竜症は克服するまでにダメージを受けます。
このダメージは、すぐに体力がなくなるのではなく通常の緑のゲージが少しずつ赤ゲージに変わっていくダメージの受け方です。毒状態になっているのとほぼ同じですね。
そして狂竜症の克服時は、会心率が20%上昇し(この装備単体での話です。狂竜症のスキルポイントを増やせば、上昇率も上がります)赤ゲージが全て通常の緑ゲージへと戻ります。
ただし、この戻る赤ゲージは克服時の赤ゲージです。
そのため、感染してから克服まで、一度もモンスターの攻撃を受けなければ体力は減りませんが、少しでも食らえば赤ゲージが消えてしまい、一気に体力が減ります。
と、リスクとリターンを解説しましたが、要は「リスクはあるが、会心率を20%上げられるスキル」となります。
見切りで会心率を20%上げるのに必要なスキルレベルが4ということを考えると、破格の上昇率です。
その上にスロットの拡張性。実質見切り4にスロット3と2が一つずつと考えれば、リスクこそありますが非常に優秀な装備になります。
汎用性のインゴット、ハイリスク・ハイリターンのアーク(フィリア)といった感じですね。
最後に
参考までに、自分が使っている装備たちを紹介します。
メイン武器の片手剣が数種類、そして気分転換用の他武器の装備が1セットずつになります。
まずはメイン武器の片手剣から。
最初は一番使用頻度が高い、普段使い装備。
続いて龍属性値の高い、龍弱点モンスター用装備。対古龍専用とも言えますね。
そして生存スキルや心眼等、普段用とは違うスキルを入れた傀異化モンスター用装備。
これらを敵によって使い分けています。
本当は属性ごとにも作りたいのですが、さすがに片手剣ばっかりなのも飽きるので、武器種ごとに分けて作っています。
いずれは片手剣だけでも作りますが。
そして、その属性ごとに作り分けたサブ武器たちになります。
まずはスラアク。
火属性用に、オロミドロ亜種武器で作りました。
続いてチャアク。
こっちは氷で、イソネミクニ亜種の武器を使ってます。
そして双剣。水で使う予定なんですが、オロミドロの天鱗が全然見つからなくて作れてません。
なので、やたらと天鱗があって希少種の追加が確定していて、強化の見込みのあるナルガで使ってます。装備もそんなにしっかり組んだわけではありません。
そしてランス。一応雷ですが、激高ラージャン武器なので、実質ほぼ無属性ですね。
そしてガンランス。作りはしましたが、他の武器の方が楽しくてあんまり使ってないのが実情ですね。
強いガンランスで調べたらヤツカダキ亜種のこれが出てきたので、これなだけです。
そしてライトボウガン。雷枠のランスが実質無しなので、雷貫通のライゼクスにしました。
そして弓。
片手剣が実質龍属性枠ですが、他のでも作ろうかと思って素材の余ってたシャガル武器で、良さそうなお守りが出た弓で作りました。
以上が、自分が普段使っている装備セットになります。
そしてお守りはこれらを使っています。
そして最後に。
モンハンの装備には、これが正解、というのはありません。正解の組み方、なんてありません。
ハズレの組み方というか、効率の悪い組み方はありますがね。
自分が紹介したいのもあくまで「効率が良さそうな装備」なだけであり、これらがないと絶対にハズレ、というわけではありません。
また、お守り次第でおすすめの装備も変わりますし、武器次第では必須のスキルだってあります。
実際自分も、供応と見切り、3スロットという、結構いいお守りが出たせいで、おすすめしていながらセイラーフードを使ってないんですよねw
おすすめ自体はしましたが、数あるおすすめの一つとして、参考にして、色々と自分なりの最適装備を探してみてください。
それがあなたにとっての正解の装備になります。
サンブレイク発売記念!モンハン上達へのポイント
モンスターハンター最新作、サンブレイク、ついに発売されましたね!
もう楽しみにし過ぎて30分くらい前からswitch前で待機してました。
今はクリア後を遊んでいますが、ストーリーが終わってもめっちゃくちゃ楽しいです。本当、買ってよかったです。
マスターランクのモンスターは当然ながら強いですが、楽しく狩れてます。
ですがもし、モンスターに勝てなくて詰まっていたり、モンハンは好きだけど苦手、というのなら、ぜひこのブログを読んでいただきたい!
モンハン歴10余年、サンブレイクでは未だ失敗なし(ブログ更新時のMRは60ちょいです)、ライズも一つのクエストを除いて一度も失敗していないジンが、
ジン流「モンハン上達術」を、4つのポイントに分けて解説していきたいと思います!
ちなみに失敗したことのあるクエストは、ライズのラスボスである淵源さんの、イベクエの超強化個体です。
めっちゃ苦労しました。
武器の選び方
まずは武器の選び方です。
といっても、そんなものありません。好きなものを選んでください。
全然得意じゃなくても、使ったことが無くても良いです。やりたい武器を選びましょう。
理由なんてなんでも良いです。
好きな実況者が使っているから。楽しそうだから。ロマンがあるから。
「変形機構かっけー!」という理由でスラアクを始めた人間がここにいますから、理由なんてなんでも大丈夫です。
そんな理由で始めた武器でも、体験版のメル・ゼナ倒せるくらいには上達できます。
得意・不得意なんて無視して、やりたい武器を使いましょう。
走らなければ体力がつかないように、勉強しないと成績が上がらないように、何事もやらなければできるようになりません。
そして継続的に行う上で最も大事なのが「モチベーション」になります。
そんな難しい話じゃありません。
楽しいからやる、楽しくないからやらない。ゲームなんですから、当然楽しくないならやらないですよね。
ならば、やりたいようにやりましょう。好きな武器で戦いましょう。使いたくない武器より、自分の使いたい武器で楽しく遊んで、上達しましょう。
まずは自分に合う・合わないより、好きな楽しくたくさん遊んでモンハン自体に慣れましょう。
それが最優先です。
ただし一つだけ、決めごとを作りましょう。
使ってみたけどあんまり楽しくない、と思っても何回かは継続して使いましょう。
一回でやめてしまうと、楽しくないのはその武器が自分に合っていないからなのか、操作に慣れていなくてスムーズに動けないからなのか、分かりません。
前者なら問題ないですが、後者なら非常にもったいないです。どの武器でも、最初は慣れないものです。
ある程度使えるようになっても楽しくない、と感じたなら、そこで初めて武器を変えましょう。
また最初から完璧を求めないで下さい。まずはハンターノートにある基本的なコンボだけを意識してください。
そこをある程度マスターして「この武器面白いな」と感じてから、初めてYouTubeなどにある武器ごとの解説動画を観てください。
武器使い始めていきなり動画を観ても何のことか分かりません。
自分で使ってみてから「もっと効率よくダメージ出すにはどういう動きが良いんだろう」と思ったとき、初めて動画を観ることをおすすめします。
装備の選び方
続いて、装備の選び方です。
まず最初にはっきりさせておきます。
ここでは「この装備おすすめだよ」という感じで、装備を紹介することは一切ありません。
あくまでもお教えするのは「装備の選び方」です。装備そのものは一切教えません。
なぜなら正解の装備なんてないからです。あえて言えば、自分の求めるスキルがある装備が、正解の装備です。
生存系のスキルが欲しいと思うのなら生存系のスキルを、攻撃系のスキルが欲しいと思うのなら攻撃系のスキルを。
自分が欲しいと思うスキルがある装備を、思うままに装備してください。
それがあなたにとっての最適な装備です。
YouTubeなどで装備を調べること自体は構いませんし、そこに乗っている装備自体も決して弱くはありません。強いです。
ですが、それを鵜呑みにはしないで下さい。
確かにそういった装備は強いですが、それは「使いこなせれば」です。
FPSゲーム(銃で敵を倒す系のゲーム)の感度(カメラの動く速さ)と一緒です。
強いプレイヤーが使っている感度だったとしても、それはその人にとって最適であっただけで、自分にも最適な感度になるなんてことはほぼありません。
使いこなせないけど強いプレイヤーが使っている感度よりも、自分以外誰も使ってないけど自分に一番合っている感度の方が圧倒的に良いパフォーマンスが出せます。
それと同じです。
もちろん、参考にするのは良いです。どのスキルが強いのか、自分が求めてることに必要なスキルはなんなのか、武器次第で必要なスキルが変わりもします。同じスキル構成でも、違う装備の構成の方が効率よくスキルをくめることだってあります。
なので、そこはどんどん調べてください。見てください。
調べていろいろ見た上で考えた結果、このスキル構成ならいけそうだな、となったのならもちろん構いません。
ですが、脳死で真似をするのだけはやめてください。
回避
そもそもモンハンにおける、クエスト失敗になる理由はなんでしょうか?
恐らく大半は体力0になるダウンを一定回数繰り返す、いわゆる3乙が原因でしょう。
ではなぜ3乙をするのでしょうか。当然、モンスターの攻撃を食らうからですよね。
では極端な話、モンスターの攻撃を全く食らわなければ、負けることはなくなります。
つまり「攻撃を食らわない」ということ、回避こそモンハンにおける最重要項目ということになりませんか?
自分はモンハンとは極論「敵モンスターの攻撃をどれだけ避けられるか」というゲームだと思っています。
これの上手さがほぼイコールで、モンハンの上手さ、とも思っています。
ではどうやればこの回避が上手くなるのか。方法はとてもシンプルです。
攻撃の手を緩めてください。それだけです。
攻撃を食らうタイミングで最も多いのが、こちらが攻撃をしているときです。
当然ですよね。攻撃中は他の行動ができないので、被弾が多くなります。
なのでそれを減らす、ということです。
でもそれだと与えるダメージも減るのでは、と思うかもしれません。
ですが心配ありません。ダメージは減りません。むしろ増える可能性すらあります。
たとえばダメージを受けた後、どんな行動をとりますか?
そう、「安全確保をしながら回復」をするんです。
ですが回避をすることでダメージを受けなければ、この工程が丸ごとなくなります。
何ならこの工程に使っていた時間をそのまま攻撃の時間にすることすらできます。
これによりこちらのダメージは減らしつつ、相手への攻撃だけを増やすことになるんです。
もちろん、敵の予備動作を見極めるなど、いろいろなことを知らなければすぐに回避が上手くなることはないでしょう。
ですが、それらを知っていたとしても回避が不可能な状況にいるのでは意味がありません。
知識がないからできないと、物理的(システム的)にできない、は全く違います。
まずは知識さえあれば、理論上は回避が可能な状況を作りましょう。
そこから何度も失敗をして、少しずつ回避を成功させていきましょう。物理的にできない状況なのでは、挑戦すらできないので上手くなることができませんからね。
特定の行動に固執しない
そして最後のポイント。
端的にいうと「強いから、と同じ行動ばかりしない」ということです。
強い技には大抵リスクがつきものです
例えばジャストラッシュや溜め攻撃などの大技。
大技は往々にして、隙が非常に大きいです。考えなしに使いまくれば、それだけ被弾の確率も上がります。使うタイミングはしっかりと考え、決められるときにだけ使うようにしましょう。
たとえば太刀の見切りなどのカウンター技。決められれば相手の攻撃を無効化しつつ、反撃できる非常に強い行動です。
しかしそれは、成功すればです。失敗すれば攻撃をもろに食らいます。
もちろん、強い技相手に決められれば気持ちいいことはたしかですが、失敗したときは乙る確率が高いです。
またカウンター技は強い技に決めようが、ダメージのない咆哮に決めようが、与えられるダメージは変わりません。
同じリターンなら、できるだけローリスクな方法を選びましょう。
ですがこれは、強い技にカウンターをするな、という意味ではありません。
カウンターを決める以外に大技を食らわない手段がない、という場合などではむしろ使ってください。
この場合、避けられない以上カウンターの行動をしなくても大技は食らう可能性が高いです。しかし、カウンターをすれば避けられる可能性が生まれてきます。
カウンターを行おうが行わまいがリスクが同じなら、避けられる可能性が生まれるカウンターを行った方が良いですよね?
つまりはそういう事です。
カウンターを決めるために大技相手に使うのと、大技を食らわないようにするためにカウンターをするのでは、意味合いが全く異なります。
カウンターによる大ダメージを与えることを目的にするのか、カウンターをすることで避けられないダメージを減らすことを目的にするのか。
そこをしっかりと今一度考えてみてください。
以上、解説してきた4ポイントがジン流の上達への道だと思っています。
そして最後に。
もし一人でどうにもならないときは、マルチも頼ってください。
最初から上手い人なんて、一握りの天才を除いていません。自分だって最初から上手かったわけではありません。
どうにも勝てないときは、ゲームを辞めてしまう前に人を頼りましょう。頼ったっていいじゃないですか。現実だって、人は頼い頼られあっているんです。
ゲームでも頼りましょうよ。そしていつか、頼られる方になりましょう。
せっかく面白いゲームに出会えてやり始めたんです。
一緒に遊びましょう。
モンスターハンターサンブレイク、メル・ゼナの考察
復帰第一弾のブログは、つい先日体験版が配信された「モンスターハンターライズ・サンブレイク」のメインモンスター、メル・ゼナの能力についての考察です。
瞬間移動のような高速移動。生態系を重視しているモンハンにおいて瞬間移動というのは非現実的なものになってしまうため、あれにもしっかりとした設定があると考えられます。なので、メル・ゼナの瞬間移動について、現実的な考察をしていきたいと思います。
瞬間移動のからくり
瞬間移動の原理
まとめ
ちなみに
瞬間移動のからくり
あの瞬間移動は、メル・ゼナのモチーフである吸血鬼がこうもりの大群となり、霧のように消え、突如として現れる、という設定を瞬間移動、というものに置き換えたのだと考えられます。
ではあれはどういった原理の技なのでしょうか。
その能力の理論とは何なのか。
結論を言いますと、あれは「加速の工程を省いた急加速」だと考えられます。このブログでは、この加速のない急発進を「瞬間加速」と呼ばせてもらいます。
それでは詳しく解説していきます。
ご存じの通り、物体が最高速度に到達するまでには必ず「加速」という工程が存在します。少しずつスピードが増していく加速、そして最高速度に到達し、その後少しずつスピードが減っていく減速。
この三工程が通常の動きです。
ですがもし、この加速・減速という工程が無かったとしたらどうなるでしょう。
動き始めた瞬間から最高速度、止まる時も一瞬でピタッと止まる、100と0の時しかなかったとすれば?
例えば新幹線が最高速度のままホームに入ってきて、その速度が急に0になりホームに停止したとします。
実際には違うと分かっていても、それは瞬間移動に見えませんか?
また、某人気漫画「ドラゴンボール」における主人公、悟空が初めて瞬間移動を披露した際、ベジータは「超スピードによる誤魔化しだ」と言っていました。
そう。メル・ゼナの瞬間移動は、超スピードによる誤魔化しなんだと考えられます。
ただでさえ目で追う事の難しいその超スピードを加速なしで行うため、メル・ゼナが瞬間移動をしたと思えるほどの動きを見せる、というのがこの瞬間移動のからくりであると考えています。
瞬間移動の原理
ではなぜメル・ゼナはそんな瞬間加速をできるのかを解説していきます。
結論から話せば、これはメル・ゼナが吸血鬼モチーフだからです。
詳しく解説していきます。
これは吸血鬼にそんな伝承があったから、といったようなものではなく、現実的なメカニズムの問題として、吸血鬼という設定が瞬間加速においては非常に重要なんです。
そもそもこの瞬間加速、我々人間や先ほど例に出した新幹線などはなぜやらないのでしょうか。
加速の工程を省くことができるのなら、リレーのバトンを受け取った瞬間から最高速度で発進することができ非常に有用ですし、他のスポーツにしてみても、瞬間移動にも見える動きは非常に強力です。
新幹線に限らず、車や電車なども、これができれば移動時間の短縮が可能です。まあこれに関しては、運転手の動体視力の問題的に、事故の可能性が高くなりそうなので現実的に厳しいとは思いますが。
そこはさておき、なぜやらないのか、という問いの答えは「できないから」に他なりません。
なぜできないのか。
それは人間に空を飛べ、といっても鳥のように空を飛ぶための羽という器官のない人間といったような器官が足りないから、ではありません。
なぜなら瞬間加速を行うために必要な器官自体は人間にも、機械にも備わっています。ですが、その器官を人間や機械は瞬間加速を行うための使い方ができていないからです。
ではその器官とは何なのか。
それは「心臓」、機械で言えば「エンジン」です。
詳しく解説します。
そもそも、この瞬間加速を行うために必要なものは何なのかでしょうか。
それは「エネルギー」です。
我々人間が日々食事をしているのは、エネルギーを生産するために他なりません。機械に関しても、エネルギー、燃料が無ければ動く事ができません。
そしてそのエネルギーは体内で生産をされ、日々消費されていきます。スポーツなど、体を動かすとお腹が空くのは、体を動かすという行為がエネルギーを消費しやすい行動だからです。
そう、通常の加速と減速がある動きですら、それなりにエネルギーを使うんです。
瞬間加速は、その「加速から最高速に到達し止まる」までの一連の動作の中で必要になるエネルギーを、ほんの一瞬のうちに一気に要求をするようなものです。
通常時のエネルギー供給では、とても賄えきれないほどのエネルギーが必要になります。
それを賄うにはどうするか。当然ながら、エネルギーの供給量を増やせばいいんです。
ではどうやって増やすか。
そもそものエネルギーを全身に運ぶためのポンプの役割を担っているのが心臓であり、そのエネルギーを運ぶものこそが血液です。
ならば考えられる方法は二つ存在します。
一つは心臓の鼓動を速めるなどして、血流を加速させる事でエネルギー供給のペースを速め、運搬回数を多くする事。
もう一つは体内に循環する血液量そのものを増やす事で、供給できるエネルギーの絶対量を増やす、運搬量自体を増やす事。
そう、「体内の血液量を増やす」事で。
そしてご存じの通り、メル・ゼナのモチーフは吸血鬼。
つまりメル・ゼナは血液を吸う事で体内の血液量を増加させ、瞬間加速に必要なエネルギーの供給量を確保しているのだと考えられます。
これはメル・ゼナが吸血鬼だからこそ、できる芸当の技なんです。
まとめ
まとめます。
メル・ゼナの瞬間移動は加速のない急発進「瞬間加速」による行動であり、それに必要なエネルギー供給のために血液を吸い、体内の血液量を増加させている、という事だと思われます。
血を吸う吸血鬼モチーフの設定を、瞬間加速に必要な血液量の確保に落とし込んでいるとても秀逸なモンスターだと考えられます。
ちなみに
ちなみにここからは蛇足になりますが、我々人間も血液量を増やすか、血流を加速させる、のどちらかができればメル・ゼナと同じように瞬間加速が理論上は可能でしょう。
日本が誇る、大人気の某海賊漫画「ワンピース」の主人公、ルフィのギア2こそ、この瞬間加速だと言えると思われます。
知らない人向けに一応解説しますと、ギア2とは足をポンプにすることで血流を加速し、身体機能を大幅に増幅させる能力、というか形態です。
とはいえ、ギア2は常人では心臓が血圧に耐え切れないと作中で言われているので、本当に理論上は、で現実としては恐らく無理な技なんでしょうね。
長期お休みをして申し訳ありません。
リアル環境の変化、パソコンの不調と、いろいろな要素が重なり合った結果、長い間更新を停止していました。
読んでくださっている方には大変申し訳ない事をしてしまい、本当にすみませんでした。能率自体は落ちますが、スマホでもブログの更新自体はできていたので、そちらから更新休止のお知らせを出しておけばよかったです。
大変申し訳ありませんでした。
リアル環境も多少は落ち着き、パソコンもどうにか復調してきたので、これからまたゲームに関連する、考察、攻略、雑談諸々、復帰していきたいと思っています。
またリアル環境の変化に伴って一時休止をすることもあるかもしれませんが、次からはしっかりとそういったこともブログに乗せようと思います。
これからも宜しくお願いします。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 「剣の試練」攻略ポイント 序章
寒いと手が上手く動かないから、冬が嫌いです。生活の基準の殆どがゲーム関連な、根っからゲーマーのジンです。
今回紹介するのは年末のゲーム総選挙でも1位を獲得したゲーム「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」におけるコンテンツの一つ、剣の試練の攻略ポイントをご紹介します。
自分で言うのもなんですが、ゲームは上手い方ではあると自負していますが、YouTubeなどにあるタイムアタックなどに対抗できるほどうまくはありません。ですがだからこそ、このブログには意味があるかなと思います。
ゲームに限らず、あらゆる物事で上手い人というのは参考になりますが、ある一線を越えた「上手すぎる」プレイヤーというのは参考になりませんよね。
Apexで言えばR〇Sさん、ゼルダで言えばPe〇oさんのように、上手すぎる人のプレイというのは観ている分にはとても面白いし、爽快感がありますが、こと自分が上達するために参考にするには向きませんよね。
使っている技術に知識の差がありすぎて、何をどう行っているかが分からないから、自分で再現ができないんですよね。
だからこそ自分のように、ある程度は上手いけど突出して上手くはない「真似できるくらいの一般プレイ」というのが、攻略情報に役立つのではないかと思って、解説していきたいと思います。
そもそも剣の試練とは?
剣の試練とは、ブレスオブザワイルドのダウンロードコンテンツの一つで、一種のやりこみ要素です。
武器、弓、盾、アイテムに服、さらには英傑の加護も何も持ち入れる事が出来ず、本当の意味で丸腰で挑戦を行うコンテンツです。とはいえ、敵から武器を奪えば普通に使えるので常に丸腰というわけではありません。
そして持ち込めるのはシーカーストーンと料理効果のみです。
この料理効果というのも地味にありがたく、攻撃力アップ3を長時間持ち込めば、一気に攻略することも可能です。自分はやりませんでしたが。
そして剣の試練には三つの段階があり、それぞれをクリアするごとにマスターソードの攻撃力が10ずつ上がります。三つ全てをクリアすると、マスターソードの攻撃力が60となり、ハイラル城やガーディアン戦、神獣内部の時と同じような覚醒状態のマスターソードが常時使えるようになります。
この状態になると、マスターソードはぶっ壊れ武器になります。最高レベルの耐久力に最強レベルの攻撃力、しかも壊れても時間経過で復活に、片手剣だから盾も持てると、これだけあれば武器にはもう困りません。最強武器です。
しかも体力満タン時の剣ビームは耐久値も消費しないと、何でもあり性能です。
この性能武器を手に入れるためには、剣の試練を攻略しなければなりません。その分かなり難易度が高いですが、慣れたプレイヤーからすればマスターソードを手に入れた瞬間に行い、その後はぶっ壊れ武器で無双するプレイなんていうのもできます。
実際自分は、ハート10程度(マスターソードを抜いた後に、がんばりに移行させました)がんばりゲージ一周追加状態でマスターモードの剣の試練を全て攻略しました。
自分のレベルでそのくらいできるのですから、皆さんも絶対に攻略できるようになります。
まずは序章、頑張りましょう!
準備、大事
まだまだこれから
ちょっと危険
余裕~余裕~
前半の鬼門
意外と余裕
いつも通り
休憩地点
ちょっと難しい
面倒くさい…
最難関!
葉っぱ最強
最後は余裕
準備
まず準備として、最低限がんばりゲージを2強化、可能ならば一周分強化しておきましょう。がんばりゲージ、結構大事です。
お次にシーカーセンサーの対象を宝箱にしておきましょう。剣の試練では宝箱の中に強力な武器などが入っていることが多いので、忘れて次の場所に行かないように。
そして最後に料理を食べておきましょう。これはしなくても問題はないですが、攻撃力アップの料理を食べておくと攻略しやすいです。
地下1階
序章の最初という事だけあり、敵も単純にボコブリンだけです。シーカーストーンの爆弾で一網打尽にしてやりましょう。
画像のように、右上の方にいるので開幕速攻に攻撃してくる危険はありません。
ただし、マスターモードでは、全ての敵が1段階ずつレベルアップしているので、通常なら赤ですがマスターモードでは青が出ます。なので、何度が当てる必要があります。
ジャンプ中に爆弾ボタンを押せばその場に落下させることができるので、逃げながら爆弾投下、追ってきたボコが通過しようとした瞬間に爆破、吹っ飛んだボコの近くに爆弾投擲、を繰り返せば武器を消耗せずに倒せます。
全てを倒したら木箱や宝箱を開けて素材や矢を回収、武器も全て集めたら次へ行きましょう。
地下2階
先ほどの階にはいなかった弓持ちのボコがいるため、先ほどの戦法頼りは危険なので、まずは弓持ちを処理します。
真ん中の巣へはその手前にある幹の太い木から飛び移れます。
飛び移ったら巣の上にいる弓持ちのボコを倒しつつ、巣にある弓を奪いましょう。剣の試練では、特にマスターモードでは弓が超重要かつ最強武器になります。
同じように、右の見張り台にいる弓ボコも先に倒しましょう。巣にいるボコは橋を下ろさない限り、石を投げるくらいしかしないので、ケチろうと思えば1階と同じように爆弾ループでも倒せます。
そうして弓を全員排除した後は近接武器ボコを倒します。安全にやるなら、爆弾や武器のノックバックで巣から落として一匹ずつ倒せば、OKです。
地下3階
超小休止ポイントです。スライムしかいないため、爆弾で終わります。ただここで重要なのは、宝箱が二個所ある点です。写真の左真ん中あたりに光っているのが見えると思います。これと、リンクの後ろ側の似たような場所にもう一個あります。
この宝箱は下の木を燃やすか、炎のスライムが葉っぱを燃やした際に発生する上昇気流で上に乗るかで取る事ができます。
アイテムを節約したい際は、宝箱の下あたりまでスライムを誘導し、上昇気流を発生させて取りましょう。
地下4階
序盤の難関ポイントです。安全に行く際は、まず左にある梯子を上まで登りましょう。
上にはボコがいますが、武器で落とします。そうすると落下ダメージでやられるか、もしやられなかった場合は近くにある爆弾タルを投下すれば、武器の耐久血を節約しながら安全に倒せます。
そのあとは、真ん中の巣に向かってまた爆弾タルを投下します。狙いは真ん中の巣にいる弓持ちのボコです。これを排除したら、普通に武器で倒しに行きますが、一匹ずつ排除しましょう。
剣の試練では複数匹同時の相手が大変です。特に防御力が皆無なので、通常プレイよりもダメージがヤバイです。なので、複数に狙われたら一瞬でハートが持っていかれます。
なので安全に一匹ずつ、複数に狙われたら木の上に上るなどして退避しましょう。一応、通常モードなら複数に狙われたとしても被弾の可能性は増えますが倒せなくはないです。
ですがマスターモードは本当に複数は危険です。場合によっては詰みます。
マスターモードはダメージを与えずに一定時間経つと敵の体力が自動回復するという仕様があり、複数相手をして無計画に攻撃し続けると武器がなくなり、詰みます。
その上に敵のレベルも1ランク上がっているので、脳筋プレイでの真っ向勝負だけでは勝てません。
一匹ずつ倒したり、バレていない状態で背後から攻撃をする不意打ちと、不意打ちを延々と繰り返す不意打ちループなど駆使して、確実にそしてできるだけ武器を節約していきましょう。
ちなみに不意打ちループとは、不意打ちの仕様を利用したハメ技です。
まず不意打ちとは、敵にバレていない状態で背後に近づくできる特別な攻撃です。
その状態で敵に近づくとYで不意打ちをできる事を知らせるアイコンが表示されます。そこでYを押せば不意打ちが発動し、その時に装備している武器を使い、不意打ち攻撃をします。
不意打ちは単発なので耐久値の減少は1だけですが、ダメージは武器の攻撃力以上に出るという、めちゃくちゃに強い攻撃方法です。
なので、不意打ちをする際は手数で攻める片手剣や槍よりも、単発の威力が高い両手剣で行う事をおすすめします。
そして不意打ちをされた敵は180度真後ろを振り返り、誰が攻撃してきたのかを探します。この仕様を利用し、ループへとハメます。
これが不意打ちループ、延々と不意打ちをする攻撃方法です。
敵が振り返るよりも先に、敵が振り返った場合に背後になる位置、つまりは正面ですね、に移動します。不意打ちを受けた敵は、起き上がった直後にみられてもバレないんです。
なので、不意打ち攻撃→180度回り込む→起き上がった敵にもう一度不意打ち…以下ループ、というものを作れ、倒れるまで繰り返す事で安全かつ節約して敵を倒せます。
字だけの説明だと難しそうですが、やってみると意外と簡単です。
映像にしてみるとこんな感じです。
唯一の弱点としては、バレない事が条件なので敵同士が向き合っているような死角がない状態ではできない事です。
なので、岩の巣の中にいるボコ達のように、お互いが向き合っている敵には使えません。そこは注意しましょう。
地下5階
モリブリン登場の階。しかも2匹います。画面の左にいるのと画面外の右の方に一匹います。
このモリブリンの厄介な点は徘徊をするという事です。
徘徊さえしなければたとえ何匹いようとも離れてさえいれば、先ほど紹介した不意打ちループで倒せますが、徘徊をしているとループをしているうちにもう一匹に気づかれる可能性があるんですね。
なら気づかれない場所で倒せば、とも思いますが徘徊している敵と不意打ちというのはものすごく相性が悪いんですね。不意打ちは気づかれない事が条件なので、移動速度に限界があります。
気づかれない速度で尚且つ徘徊するモリブリンに追いつける速度、というのは意外と難しいです。
ならどうするか、ここは仕方ありません。一匹はゴリ押します。
炎の矢を使い、動きを制限しながら継続ダメージを与え、同時に武器でも攻めて一気に倒しましょう。この時、モリブリンだけでなくモリブリンが立っている場所にある草にも炎の矢を撃ち、燃やす事でさらに継続ダメージを与える事ができるのでおすすめです。
そうして一匹の処理が終わったら、もう一匹も同じ方法か節約するなら不意打ちループで倒します。
そしたら最後は真ん中の岩の巣の目の部分へ上ります。途中敵に気づかれるかもしれませんが、目の位置にいればバレる事はありません。やり過ごし、敵が巣の中に戻るのを待ちましょう。
そうして敵が全員巣に戻ったら、ぶら下がっている燭台を射抜き投下。巣の中で爆発が起きます。それが起きたら目から入り、空中で弓の集中を使って一気に攻めます。
一匹程度残ると思いますが、あとは普通に処理します。
地下6階
イワロックです。ただそれだけなので、いつも通り手を爆破し動きを止めて背中に上り、鉱石部分を集中攻撃します。
ハンマーがあればそれを使いましょう。イワロック特攻がある武器ですし、ここくらいしか出番無いですし。
地下7階
休憩ポイントです。妖精、宝箱、リンゴに魚、キノコなど全部入手し、妖精以外を料理して進みましょう。
ここで木を爆弾で爆破し、うちわを入手してきましょう。後々使いますので。
地下8階
ここから非常に厄介です。水がある上に敵がリザルフォスなので、めちゃくちゃ強いです。
特にマスターモードは非常にヤバイ。水の中にいられると攻撃がしづらい上に攻撃できないと回復されると、めちゃくちゃヤバイエリアです。
ですがここでもやる事は同じ。一匹ずつ確実に処理していきましょう。
ここに関しては特にありません。脳筋でも遠距離から弓をちくちくでも良いので一匹ずつ確実に倒します。
あとこのエリア以降、水の中に宝箱が水没していることもあります。鉄は陸に引き上げ、木はアイスメーカーで氷柱の上に押し上げて取りましょう。
またここからのステージでは、アイスメーカーの上がいざという時の退避場所になるので、常に一つほどは立てておきましょう。
地下9階
ここも厄介ウィズローブ。ウィズローブは顔に弓を当てればスタンして落下してくるので、そこを近接攻撃をする、というのをひたすら繰り返します。
それだけです。ただ水の上なので、スタンしても武器が届かないこともあります。その時はひたすら弓を撃ちましょう。
地下10階
剣の試練の全てを合わせて見ても、最難関と言って過言はないでしょう。超厄介、水の上の巣にリザルフォスが3体います。
しかも黒2体、青1体と超タフリザルフォスです。
配置は左右に一匹ずつ黒、出てすぐの正面に青です。
攻略としては、開幕すぐに正面のリザルフォスを弓で倒します。その後は左右に一匹ずつのリザルフォスを個別に倒します、がこいつらがめちゃくちゃ厄介です。
黒の超体力な状態で、水の上の巣なので攻撃してるとすぐに水に落ちてしまい、攻撃ができなくなる、しかも狭いから普通に戦っているともう一匹にすぐ気づかれると厄介要素勢ぞろいです。
それでも通常モードなら、攻撃と水の上に立てたアイスメーカーに避難、を繰り返せば時間は多少かかりますが、回復することはないのでごり押せます。
問題はマスターモード。白銀で超タフい上に自動回復付き、しかも複数に水の上と普通に戦っていたのではほぼ勝てません。なのでどうするかというと、不意打ちループで倒す以外にありません。ですがここで一つ問題点があります。
リザルフォスの前が坂になっているので、そのまま不意打ちすると倒れた拍子に坂を滑って水にインします。
なので不意打ちを始める前にリザルフォスのちょっと奥の足元に弓を撃ちます。これはリザルフォスに当てないで下さい。そうすることでリザルフォスが矢に気づいて少し奥を向いて移動します。これで安全にループに入れられます。
もし失敗したらいつも通りアイスメーカーへ避難します。
地下12階
団扇無双エリア、水の巣の上にボコブリン、モリブリンです。
一番奥の巣にたくさんのボコ、モリと途中の見張り台に弓のボコがいます。隣にあるイカダに乗って、弓でボコを処理しながら行っても良いですし、アイスメーカーで少しずつ行っても構いません。行き方はお任せします。
そして奥の巣にたどり着いたら、団扇でボコとモリを水に落とします。それだけであいつらは死ぬので、超簡単エリアになります。
地下13階
ここだけ写真を取り忘れました。
ヒノックス一体だけなので、ここもいつも通り、目に弓を当てノックバック中に攻撃。これを繰り返すだけです。足に木が巻かれていると思うので、それは火の矢で破壊しましょう。
あと一応豆知識として、ノックバック中に首にぶら下がっている武器などを奪えるので、奪ってそのまま使ってあげましょう。
ここがラストなので、出し惜しみせず一気に片を付けてやりましょう。
以上が剣の試練、序位の解説になります。
個人的には、ここが一番難しいと思っています。武器はそんなに強くないのに敵は強いので。
中位や極意は敵も強くなりますが、武器も強くなるのでそんなに苦戦した記憶はありませんが、ここだけは普通に苦戦することもあるので、これが皆さんのお役に立てれば幸いです。
ポケモンレジェンズ 図鑑埋めおすすめ手順
アルセウスが面白すぎて、3日で20時間以上プレイし、そのせいで毎日2時間はいたAPEXの射撃訓練場に10分程度しかいなくなってしまいました。
根っからゲーマーのジンです。
なんならこのブログもアルセウスの影響で全然書いてませんでしたw
そんな自分がアルセウスをやってきた中で、図鑑埋めにおけるおすすめの手順を紹介したいと思います。
ちなみに、自分はまだ図鑑自体は完成していませんが、あとは持っているポケモンたちを進化させるだけなので、ほぼ終わっているといっても過言ではありません。
ストーリーの話はそこまでしないつもりですが、人によってはネタバレになる可能性もありますので、それが嫌な方はストーリーを終わらせるまで見ない事をおすすめします。
①サブクエスト
②残りのポケモン
③時空の歪み
④進化
サブクエスト
いくつかのクエストを除き、サブクエストをしない限りは出てこないポケモンというのはいません。それがあるのは、22の闇夜に浮かぶともしび、66の海の伝説、92のありがとうを伝えない、93のまっくらな悪夢、の4つだけです。
他にもポケモンが関係するものはありますが、ストーリーの流れで勝手に受注されたりするものなので、自分から受注して何かをこなさなければならないのはこの4つだけです。
それで言えば、闇夜に浮かぶともしびも、ストーリー上で勝手に受注されますがね。
この中で特に注意したいのが、その闇夜に浮かぶともしびです。
これは簡単に言えば、マップに散らばっているアイテムを集めてくれ系のクエストですが、まあ数が多い。しかも集めたからと言って、「ここのは取った」みたいなものが自動で足される事はありません。
なのでストーリーを進めている時の探索で適当に見えたものを取り、特に何もしないでおくと、いざこのクエストを終わらせるために情報を調べながら探索した時に、どこがとってありどこがとってないのか分からなくなる可能性が高く、余計な時間がかかります。
取ったかどうかを覚えていないのであれば、全ての場所を回る事になるので、全てを放置していたとしてもさほど変わりません。また、この集めるアイテムは意外と分かりづらい場所にあったりするので、本当は取っていないのに見えないことから「ここは取ったんだな」と勘違いして、スルーしてしまう可能性も大いにあります。というか、自分はしました。
なので、ちゃんと集めようとなるタイミングまでは完全放置をおすすめします。
また集める際は、キャンプで夜にしておくことをおすすめします。ともしび、という事もあり夜は離れていても光って見えますが、昼間だと全然見えません。移動のしやすさから見ても、5個目のマップで手に入るライドポケモンを使えるようになってからが最も楽です。
タイミング自体はいつでも良いですが、おすすめはエンディング後且つすべてのポケモン探索の最初です。
ともしびは各マップの本当に色んな所にあります。そのため、マップを隅々まで探索する事になり、当然色んなポケモンに出会います。そうなれば、色んなポケモンに出会う事になり、今まであった事のないポケモンを捕まえる機会ができます。
その中でも、オヤブンポケモンは本来であれば石などのアイテム、特別な条件などがそろわないと進化しないポケモンが野生で出てくる、という図鑑埋めにとても役立つポケモンたちです。今作は進化アイテムが中々貴重なので、節約できるに越した事はありませんからね。
ただ彼らはレベルが高いので、こちらもある程度の強さが必要になります。
なのである程度の強さがないと迎えられないエンディング後で、ポケモンを集め始める最初のタイミング、というのが色んな面からみて効率が良いのです。
残りポケモン集め
闇夜に浮かぶともしび集めをしながら、色んなポケモンを集めたら、次はまだいないポケモンの微調整です。
図鑑を見ながら、集まっていないポケモンを調べて捕まえに行きましょう。その際、一部の進化ポケモンは野生では出てきませんが、そこは一旦放置し野生で出てくるポケモンだけに狙いを絞って捕まえましょう。出てくる場所が分からない場合は調べますが、その際はサイトよりもTwitterで調べる事をおすすめします。
あなたがそのポケモンの出てくる場所が分からない、というのは分かりづらい場所にそのポケモンが配置されている可能性が高く、同じ悩みを持っている人も多い可能性が高いことに他なりません。そういった情報は攻略サイトよりもTwitterの方が集まりやすい傾向にあります。
そういう情報には価値があるので、Twitterなどで情報が拡散されている可能性が高いです。また攻略サイトは万人受けしなければならないため、情報が広く浅くになっている可能性が高い為、広い範囲でどこにいるかは分かっても詳しい場所までは分からない可能性もあります。
ですがTwitterはそのポケモン一匹の情報に特化しているツイートが検索に引っ掛かりやすいので、ピンポイントの場所まで写真などで共有されている可能性が高いです。
実際自分も、見つけられないポケモンの情報をTwitterで検索したら、分かりやすく場所が共有されており、比較的すぐに見つけられました。
中には空を飛んでいるポケモンもいますので、ひこうタイプだったり見た目で浮いているポケモンだったりは、空を飛び回っている可能性もあるので注意しましょう。
またそういったポケモンを捕まえるために、フェザーボール系統のボールを用意しておきましょう。フェザーボール系統はまっすぐに長距離飛ぶため、空を飛んでいるポケモンたちにも届きます。
空を飛んでいるポケモンたちは同じルートを飛ぶため、できるだけ近い距離の際を狙いましょう。遠くだと時間差による偏差も考慮しないとなので、難しいです。
そういったポケモンたちもボールを当てれば確実に捕まえられる、とは限りません。普通のポケモンたちと同じように、ボールから出る事もあります。その場合は、一度ボールを当てた位置にカーソルをそのまま合わせておきましょう。
ボールから出たとしても同じ場所に復活するため、一度当てられたら動かさずにボールを構えて待機しておくことで、ボールから出た瞬間にもう一度投げる事で、間髪入れずに再チャレンジできます。再度タイミングを見計らう必要なくなるんです。
これ便利なテクニックなのでおすすめします。
時空の歪み
そして、野生で出てくるポケモンたちを全て手に入れたなら、次は野生で出てこないポケモンたちの入手を始めます。野生では出ないポケモンたちの入手方法は二つ。そのうちの一つがこの時空の歪みです。時空の歪みは一つのフィールドに長時間(大体10分程度)とどまる事で確率で発生する現象です。
その中では通常では出てこないポケモンたちと出会う事ができ、中にはこの時空の歪み限定のポケモンもいます。
1の工程のともしび集めの段階で長時間フィールドにとどまる事があると思うので、もしかしたらその際に発生する可能性もあります。もし発生したら、行っておきましょう。
もし特にやる事はないが歪みは発生させたい、という方はフィールドで放置しておきましょう。
その際、数分置きに-でマップを開いてください。発生する場所がマップで手裏剣のような形で表示されます。
時空の歪みは発生の前段階がアナウンスされますが、放置だと見逃しやすいです。だからと言って、フィールドの全部を目視で確認するのも大変です。
ですがこの方法なら、アナウンスを見逃してもボタン一つですぐに確認できます。
ただ注意点として、確認したらマップは閉じましょう。マップ閉じないと時間が経過しないので、いつまで経っても歪みが発生しないのでね。
そんな時空の歪みの中で出会えるポケモンはそれぞれフィールドごとに固定されており、完全に時空の歪みでしか見られないポケモンは5つ目のフィールド、純白の凍土以外の4つにいます。
純白の凍土の時空の歪みにも、本来の野生では出会えないポケモンもいるのですが、それらは御三家に、ブイズや野生ポケモンの進化系統なので、無理にそこで出会わなくても入手方法自体はあるポケモンなんですね。
ですがそこ以外の4フィールドの時空の歪みには、進化前・進化系含めてその中でしか出会えない一族のポケモンがいるので、その4箇所だけは回らなければならないです。
厳密に言えば群青の海岸の限定ポケモン一族は、最終進化は普通に野生で手に入るのですが、その進化前が歪み限定になりますし、黒曜の原野の限定ポケモンもリージョンフォームは野生でも可能だが、従来の姿が歪み限定です。
ですが今作はタマゴがないので、最終進化にタマゴを生ませて進化前を入手、とかはできないですし、リージョンと原種で進化先が違うので両方入手する必要があるんですね。なのでこれらを手に入れるため、この4箇所は回りましょう。
進化
そして最後の仕上げです。上の3工程により、ほぼすべての野生で手に入るポケモンたちを入手したと思いますが、まだ少しだけ残りがあると思います。そのポケモンたちは、野生では絶対に出てこないポケモンたちであります。
詳しく言うと、各フィールドのキング・クイーンとウォーグルを除いたライドポケモンの計9匹(ウォーグルだけは野生で飛んでるのを捕まえられる)は、野生でも時空の歪みでも出会えません。
彼らは進化前は普通に野生でいますが、進化後は自分らで進化させない限り出会う事ができません。
全員がリージョンフォームのポケモンで、従来とは進化方法が違ったりするので、そこは調べましょう。
逆に言えば、恐らくこれらのポケモン以外は進化後だろうと野生や時空の歪みで手に入ります。
時空の歪みを発生させてまで進化後を捕まえに行くのが面倒、という方はこれら9匹に加えてブイズなども進化させる必要が出てきますが、進化アイテム集めの方が面倒だから歪みで捕まえたい、という方は進化させる必要が出てくるのはこの9体だけになるかと思います。
以上の4工程を順番通りにやると、比較的効率よくポケモンたちを集められるかと思います。考えなしに進化をさせまくると、アイテムが足りなくなることもあると思うので、できるだけ節約したい方などはこのやり方をおすすめします。
アストルティア創世記①アストルティアとは
APEXばっかりやっているせいで、最近ドラクエ10も全然プレイできていない、ゲーマーのジンです。もっと時間が欲しい…
今回はアストルティア創世記という、公式が出している設定集とゲーム内の会話、ストーリーやゲームとしての種族や職業、武器や防具の能力から、アストルティアの歴史を解説・考察していきたいと思います。
アストルティアの起こり
まずこの「アストルティア」という世界はどういう経緯から生まれたのか、から見ていきましょう。
アストルティア創世記の神話「アストルティアの誕生」にはこのように書かれています。
この世界の生まれる前…はるか遠い場所、はるか古い時代に「とこしえの揺り籠」と呼ばれる世界があった。
とこしえの揺り籠はあまりにも長い星霜を経たため、滅びを迎えようとしていた。
この時、古き世界の神より万物創生の力を授かり、新天地を求めて旅立ったのが光の女神ルティアナであった。
以下はルティアナの能力で世界が生まれた、という文なので省略します。
つまり要約すると、とこしえの揺り籠と呼ばれる世界があり、滅びそうであった。そこへやってきたのが万物創世の力を得たルティアナ。ルティアナがその力でその世界を復活させ、アストルティアとなった。という事です。
ちなみにこの「アストルティア」という名も、女神ルティアナにちなんでつけられた名前だそうです。アスト「ルティア」、という事ですね。
まず気になるのが「とこしえの揺り籠」という言葉。恐らくこのアストルティアになる前の、とこしえの揺り籠と呼ばれていた世界は他のドラクエシリーズの世界と考えて良いでしょう。
候補となるのは、10以外のナンバリングタイトル10作品。そのうち、アストルティア創世記が出た時期的、1~3の繋がり的に11はまずないでしょう。そして、他シリーズとの明確なつながりのある1~3,4~6もまたないでしょう。
つまり候補は7,8,9の3作品。
そこで気になるのが、そのとこしえの揺り籠の世界が滅びた原因、長い星霜。
星霜とは、星は一年で一周、霜は毎年降る事、から歳月という意味を持つそうです。
つまり長い歳月を経た為に大地の寿命が来てしまった、という事なのでしょう。
大地の寿命が来るくらい、とんでもなく長い年月を経た、という事なのでしょうが、なぜ歳月、という言葉を使わずにわざわざ星霜、という言葉を使ったのでしょう。
メタ的な話をすれば、創世記という神話の話であるから、あまり一般的ではない言葉を使う事で神秘的な感じを演出しようとしていた、と考えられますし、とてつもなく長い年月、という意味を込めて星霜、という言葉を使ったとも考えられます。
ですが自分はどうして「星」という言葉を入れたかったから、と考えています。
星という言葉から過去作を匂わせたい、という思惑があったからだと考えています。そして歴代ドラクエタイトルの中で、星という言葉が入っているのは一つしかありません。
ドラクエ9にはセレシアという女神に創造神グランゼニスという神もいました。
そしてアストルティアを作ったルティアナは古き世界の神、つまりとこしえの揺り籠の神から万物創生の力を授かった、という事です。
とこしえの揺り籠が9の世界であれば、古き世界の神、とはグランゼニスの事。創造神であれば、万物創生の力を与えられるのも不思議ではありませんね。
ちなみにグランゼニス、とは名前はドラクエ10でも登場します。ドラクエ10には女神ルティアナが生み出した7柱の種族神がおり、種族神が各7つの種族を生み出したと言われています。グランゼニスはその内の一人で、人間の神です。
恐らく9と10でのグランゼニスは同名の別人、というか別神でしょう。
メタ推理をすれば、匂わせやファンサービスなのかもしれません。
ですが、漫画などでは亡くなってしまったかつての師匠の名を自分の弟子に付ける、みたいな展開なくはないので、力を授かった相手の名を自分の子に付ける、というのもそこまで無理やりな感じはしないと思います。
また、9のストーリーからも人間の神にグランゼニスと名付けた思惑を考察できます。
9世界での創造神グランゼニスが、9の世界を生み出したとされる記録は以下の通りです。
我は 空と 海とを わかち 空には 星々を 海には 大地を うかべた。
鳥や 魚 けもの 花々や 木々 ありとあらゆる 生き物を 我は 空に
海に 大地に 創り… 最後に 人間たちを 創った。
さすが創造神。ありとあらゆるものを創りました。しかし最後に創った人間に少し問題がありました。
人間には、正しき者と悪しき者があり、悪しき者ばかりが栄えてしまい、正しき者は衰退をしてしまいました。その為に、グランゼニスは人間を「失敗作」として滅ぼそうとしました。
それを止めたのが、グランゼニスの娘である女神セレシア。文字通り「身をもって」人間の清き心を証明しようとし、それによりグランゼニスは一時的に人を滅ぼすのをやめました。
つまり9世界のグランゼニスは人間を創った事・人間を失敗作だと思っていたんですね。それをルティアナが知っていたとすれば、力を授かった恩として、自分の子にグランゼニスと名付け人間の神とし、人間を創る事を成功させる。
それにより、師匠というわけではないでしょうが、9世界のグランゼニスの仇討ちというかリベンジというか、恩返しをなそうとした、とも考える事ができます。
また、アストルティア創世記における9世界の呼び名「とこしえの揺り籠」。
揺り籠は言わずもがな、子供のころに使うあれですね。とこしえは永遠、永久、という意味。
少し言葉を変えれば、とこしえの揺り籠とは「永遠に子供」とも言えます。
グランゼニスからすれば、人間は失敗作でした。若干無理やりかもしれませんが、失敗作とは完成品ではない、という事。完成品ではない、つまりは未完成。未完成→成熟していない、という事になり、成熟していないとは大人ではない、という事になり、つまりは子供である、という風に取る事もできます。
そして女神セレシアの身をもった証明により、その失敗作を滅ぼす機会もなくなってしまいました。滅ぼした後、新たに創り直す気だったのか、そのまま滅ぼしっぱなしにする気だったのかは分かりませんが、どちらにしろそういった事できなくなり永遠にそのままになってしまった世界。
つまり、永遠に失敗作(子供)が蔓延る世界。永遠なる子供の世界、という事から「とこしえの揺り籠」という呼び名になったのではないかと、自分は考えています。