apex K/D1未満のダイヤへの道のり ①ランクに行くまで
シーズン終盤という事でほぼ毎日をランクに費やしていた結果、他のゲームとブログを書く時間その他諸々ができなくなりました。根っからゲーマーのジンです。
ゲームの総プレイ時間自体も増えましたが、内訳自体も8割近くが恐らくapexに費やしています。それだけやって今シーズンにてようやく、初ダイヤを達成する事が出来ました。当然ダイヤ達成はうれしいですが、それ以上にこんな自分でもガチでやればダイヤも達成できるという、自信になっています。
正直、ダイヤという目標を達成してしまうとモチベが下がってマスターなんて目指さなくなるのではないかと、思っていました。ですが大丈夫でした。むしろ、今モチベしかないです。おそらく、過去最高にモチベが上がっています。逆にダイヤ達成前の沼っている時はモチベ最悪でしたね。ここが一番辛い時期でもありました。
なので今回は、そんな自分と同じ悩みを感じている方の一助になればと、上手くなりたい・ダイヤに行きたいけどモチベが上がらなくて全然やれない・勝てない、という方向けに自分が実際にやってきたことを紹介したいと思います。自分には効果があった事なので、試してみる価値はあるかと思います。
自分について
FPS歴
APEX歴
ダイヤを目指して行ったこと
FPS歴
と、その前にまずは自分のFPS歴について。
初FPSがCOD BO3で、友達から誘われる形で発売してから大体1年後に購入、やり始めました。そこからの3年間はCODの新作を発売日に買い続け、フォートナイトを少しだけやり、そこからapexに入ってきました。
apex前にFPSに触れてはいましたが、どのゲームでもK/Dは1未満、半年くらいはやってその後は友達に誘われた時だけやる、といったガチのエンジョイ勢でした。
なので、実質初FPSはapexと言っても過言ではないです。
APEX歴
apexはシーズン4の最終盤から始めましたが、79試合しかやっていないので実質シーズン5から始めたことになります。始めた当初はK/Dは0.77とすごく低く、ランクもゴールド1とゴールド3で、プラチナにすら行けない初シーズンでした。
シーズン6にてプラチナに初到達しましたが、そこでもK/Dは1未満、ここで一度燃え尽きてしまったのかシーズン7はほぼやらずにいました。
そしてシーズン8の後半から復活し、そこからはずっとプラチナまで到達できましたが4以上になれる事は少なく、野良でも3止まり、1度だけ2へと到達しましたが、ダイヤへ行く事は叶いませんでした。そして今のシーズン11で、初ダイヤへと。
ここまで書いたことから分かると思いますが、自分は決して最初から上手かった天才ではありません。むしろその逆で、苦手な方でした。そんな自分でもやり方次第でダイヤまで上がれました。
ではここからが本題。どういうやり方でここまでこれたのかを解説していきます。今回はランクでの実際の立ち回りではなく、ランクに行く前段階のお話です。
このやり方が絶対にあっている、とは言えませんが少なくとも自分はこのやり方でダイヤまで上がれたので、試してみる価値はあると思います。
①毎日継続して行う
これが最も大事な事です。「継続は力なり」という言葉がありますが、実際その通りで、アニメや漫画の主人公のようにある日急に力が伸びる、という事は殆どありません。あるにしても、今まで行ってきた下地があってこそなので、どちらにしろ努力は必要になります。
毎日行うにしても何をすれば、と思うかもしれませんが、最優先で行うべき事は一つ、「エイム練習」です。
APEXにおける戦闘で勝敗を決めるのは主にエイム、立ち回り、キャラコンの三つです。
そしてこの中で最も伸びるのに時間がかかり、そして簡単に失われてしまう可能性が高く、最も重要な項目こそがエイムです。
知識などでどうにかなる類いのものではなく、体の感覚でしかないものなので、身に着けるのに時間がかかると思います。
そして極端な話、FPSはエイムさえよければゴリ押しで勝つ事も難しくありません。
サッカーで例えれば、エイムとは「点を取る能力」です。
チームの連携や守備が壊滅的でも、点を大量に取れれば勝てる可能性はあります。逆に連携や守備がどれだけ良くても、点を取れなければ勝てません。負けもないかもしれませんが。
極端な話、3点取られても4点取れば、30点取られようが31点取る事ができれば勝つ事はできますが、0点に抑えてもこちらも1点も取れなければ勝てません。
同じように、224ダメージ食らおうが225ダメージ与えられれば撃ち合いには勝てますが、被弾を0ダメージに抑えられてもこちらも0なら勝てません。
立ち回りやキャラコンも大事な要素ですが、これらはエイムを活かすための補助的な項目でしかありません。どれだけ上手い立ち回りを行って有利を作ろうとも、どれだけ上手いキャラコンで被弾を少なくしようとも、エイムが悪ければ敵を倒せませんからね。
逆に立ち回りやキャラコンが悪かったとしても、チーターのような文字通り吸い付くようなエイムがあれば、ごり押すことも可能です。
チーター並みになれ、とまではいきませんが、エイムが良くなればそれだけ選択肢も増えます。時には圧倒的なフィジカルが必要になることだってあります。
具体的なエイム練習の方法としてはYouTubeで調べればたくさん出てくると思いますが、個人的にはじゃこさんという方が紹介している「ワンパンマン式エイム練習方法」をおすすめします。自分はこれを1ヵ月以上ほぼ毎日(毎日でないのは、3日間ほどコントローラーが壊れて物理的にできなかった日があったから)行い、エイムが良くなりソロダイヤの友達にも純粋な撃ち合いなら負けない、むしろ勝ち越せるくらいのエイムを得られました。
劇的に良くなりダメージが上がった、といったような感覚はまだそこまでありませんが、調子の悪い日や俗にいうエイムが沼る機会は目に見えて減りました。
②メインキャラ
自分の強みを最大限活かせる・自分の弱みを補えるキャラを使う、使いこなすというのは、思っている以上に効果があります。
ただ口で言うのは簡単ですが、実際にするとなると結構難しいですよね。自分自身の強み・弱みを完璧に把握できているかと言われれば、自分も怪しいと思います。ですが、これをやっているかいないかで冗談抜きで盛りやすさが変わります。
実際自分もプラチナ2で沼ってしまった時に適正キャラの再考をし、その結果昔のメインキャラに戻した結果、一気に盛れるようになり、ダイヤまで駆け抜けられました。
では自分がどうやってキャラを選ぶようにしたかを解説していきます。YouTubeの動画にあるような方法を含めつつ、自分なりにやり方をアレンジした結構独自のやり方になっていると思います。
まずは自分の得意な武器、好きな武器でも良いですね。なんでも良いので、一つ武器を思い浮かべてください。そしてその武器を使っている時の戦闘距離、戦闘スタイルを考えてみてください。自分の場合、ボルトでの中距離寄りの戦闘、詰めるスタイルでした。これでまずはキャラ候補の洗い出しを行います。
ここでまず遠距離向けのキャラ(ランパートやローバ)や防衛寄りのキャラ(コースティックやワットソン)を候補から外しました。
次に自分の強みと弱みを分析します。例えば1v1は負けないが味方のカバーは苦手、カバーは得意だけど純粋な戦いは苦手、といったものは当然、直接的な戦闘、漁夫のタイミング、安置取りや移動ルートの選定、戦略を立てる、詰めのきっかけ作りなど、どんなものでも構いません。できるだけ多く出してみましょう。
自分の例ですと、1v1はそこそこ強いがカバーは微妙、安置取りや移動ルートの選定が上手く道中に接敵することが少ない、戦略を立ててどういう風に立ち回るのかを考えるのも上手いが、詰めのきっかけ作りは下手、といった感じでした。ここからさらにキャラを考えていきます。
まずは1v1に強い、という点からレイスとオクタンの前衛キャラが候補に挙がります。
安置取りや移動ルートの選定が上手いという点から、安置先入りの可能なリコンキャラや防衛キャラが候補になりました。自分の場合は防衛キャラは除外ですが。
更に戦略を立てるのが上手い、という点から周りの状況を詳しく知れて、もっと緻密な戦略を練る助けになるスキャンキャラが候補に挙げました。
次に弱点から考えていきます。まずカバーは苦手、という点からなぜ苦手なのかを考えていきます。
敵の位置把握が苦手なのであれば、ブラハやシアのようなスキャンキャラが候補に上がり、味方の位置把握が苦手なのであれば、味方の状況を見る必要のあるバンガやジブが候補から外れます。ちなみに自分は前者です。
そしてきっかけ作りが下手な点から、なぜ下手なのかを考えていきます。敵の位置が分からないのか、純粋に中距離以上だとエイムが安定しないのか、はたまた他の理由なのか。
自分は純粋に中距離以上だとそこまで大ダメージが与えられないからでした。なので、ヒューズやクリプトのようなアビリティやウルトでダメージを与えて、武器以外でもきっかけを作れるキャラを候補に挙げました。
これで自分のメインキャラの候補となるキャラが一通り挙がりました。
ジブ、ブラハ、レイス、アッシュ、オクタン、クリプト、ヴァル、バンガ、ヒューズ、シア、が候補になります。
候補を挙げたら、個々を細かく分析して3キャラ程度に絞ります。
まず自分はレイスとオクタンを候補から外しました。
レイスやオクタンはポータルやジャンパで詰めるのに有用なスキルを持ちますが、自分は詰める前段階の「きっかけ作りが下手」です。なので、これらを上手く使いこなせない可能性が高いと考えました。
また、詰めるスタイルといっても逃げスキルが必要になるほど前に出る事が少なく、負ける際はファーストダウンよりも二人目・三人目のダウンの方が多いので、戦闘で逃げスキルが必要になる機会は少ないと判断しました。
こんな風に自分の事を細かく分析して、このキャラのこのスキルは使いこなせるだろう、逆にこのキャラのこれを噛み合ってないな、と考え絞り込んでいきましょう。
また自分のスタイルを個別にみるのではなく、総括してみる事も大切です。
たとえば自分のように1v1は強いがきっかけを作るのは下手、という方は本当に純粋な1v1、誰の手も介入しない純粋な力比べが強いが、フルパの状況で1v1の状況を作り出す事は得意じゃない、という考え方ができます。なので相手に複数人生存している状況より、最後の最後の仕上げに1人つぶすような形が向いているから、前衛よりも中衛の方が向いている、なんていう風にも考えられます。
両方得意という方は前衛向き、逆に1v1は強くないが1v1の状況を作ったりの立ち回りが得意な方は立ち回りメインの後衛キャラが向いてる、とも考えられます。
こんな風に自分なりに色々考えていった結果、自分はクリプトがメインになりました。
前に出過ぎない中衛キャラであり、強みである戦略を考える事をさらに活かすための情報収集ができる上にリコンキャラでの安置ムーブ、そして弱点である詰めのきっかけ作りを補うウルトのリブート、と結構ぴったりはまりましたね。
メインキャラが決まったらあとはYouTubeなどでそのキャラをメインに使っているストリーマーやプロの方の動画を観て、そのキャラを活かすための知識を得ましょう。
今はまだ自分に合っているキャラを見つけただけであり、そのキャラを活かせる動きができるかはまた別問題ですからね。
③フィジカル強化
そして最後の項目はフィジカル強化、つまりは敵を倒すための力を鍛えましょう、という事です。
ランクマッチは順位でもポイントがもらえるとはいえ、ダイヤに上がるまでずっとかくれんぼをするわけにもいきませんし、そんなのやってて楽しくないですからね。
全てをひき殺せるだけのフィジカル、とまではいかなくても盛るために最低限のキルポは稼げるくらいのフィジカルは得ておいて損はありません。
エイムは訓練場だけでも鍛えられますが、それだけでは敵を倒すのに力不足です。①のところでも書きましたが、チーター並みに超越したエイム力があれば別ですが、自分たち一般人は立ち回りやキャラコンも駆使しなければ勝てません。その立ち回りとキャラコンを鍛え、実戦で安定したエイムを発揮できるようにするための練習です。
具体的に何をするかというと、カジュアルに潜りまくりましょう。そこでひたすら敵と戦い続けます。
自分は1日20キルを目標にやっていました。その際、なぜ負けたかを軽くでも良いので反省しましょう。そしてそれを意識しながら次を戦ってみましょう。そうやって少しずつ自分の弱点を克服していきます。
この際に、②で見つけ出した自分に合っているキャラを使うのも良いと思います。
自分はこれを行ったおかげで、トータルのK/Dは1をギリギリですが超える事が出来ました。ランクは1を切ってますが。
以上が自分がプラチナランクを開始する前から行った事です。
ランクは決して、ランクマッチの中でのみ起こっているわけではありません。その前の準備運動やキャラ選択、そして日々の練習からもうランクは始まっています。
全て行ったからと言って、すぐに効果が表れるとは限りませんし、そもそも効果が出るかすらも分かりません。ですが、行わない限り効果が表れる事は絶対にありません。
少なくとも一人はここに効果があった例がいるので、試してみる価値はあるかと思います。そしてこういったものは長期的なものなので、できるだけ早くに始めた方が後々の効果も大きくなるでしょう。
この記事が皆さんのお役にたてば幸いです。